3Dスキャナーを実際の設計・部品製作に活用すると、どこまで作業環境は変わるのでしょうか。
今回ご紹介するのは、「Revival NSR250R MC28 復活プロジェクト」を進めるA-sideの設計エンジニア・かねひらさんによる、REVOPOINT MINIとMetroY Ultra CMMの比較レビューです。
これまでA-sideでは、MINIを使用してエンジン部品、サスペンション、スイングアーム、ブラケット類など、NSR250Rのさまざまな部品を3Dデータ化してきました。MINIは小型部品のスキャンに適したコンパクトなモデルですが、プロジェクトが進むにつれ、「より大きな部品を効率よくスキャンしたい」「寸法をより高い信頼性で確認したい」「取得したデータを設計や検査にも活用したい」というニーズが生まれたといいます。
スキャン速度と対応範囲が大きく進化
実際にMetroY Ultraを使用して、まず大きな違いとして感じたのがスキャン速度と追従性でした。かねひらさんは、従来より素早くスキャナーを動かしても形状を安定して捉えやすくなったと評価しています。また、より広い範囲を一度に取得できるため、大型部品を複数回に分けてスキャンし、後から合成する作業も減らせると紹介しています。
対象物に合わせて使い分ける5つのスキャンモード
記事では、34本クロスラインレーザー、15本パラレルレーザー、深穴用シングルラインレーザー、フルフィールド構造光、オートターンテーブルという5つのモードを、実際のバイク部品を使いながら検証。
特に、複雑な凹凸を持つエンジン部品や、MINIでは取得が難しかった深い穴・奥まった形状でも、モードを切り替えることでデータ取得の幅が広がったことが紹介されています。

「スキャンする」から「測る・検証する」へ
さらに、A-sideが特に注目しているのがMetroY Ultra CMMセットです。
専用ボールプレートを用いることで、その場のスキャン精度を確認できるほか、Revo Measureでは寸法、角度、形状、体積、幾何公差、CADデータとの偏差などを確認可能。純正部品をスキャンしてCAD化し、製作後の部品を再スキャンして設計データと比較する、といったリバースエンジニアリングや品質確認のワークフローにも活用できます。
かねひらさんは、MetroY Ultraについて単なる「高性能な3Dスキャナー」ではなく、「測る」「検証する」ところまで踏み込める点を大きな特徴として評価しています。

実際のエンジニアリング現場でMetroY Ultra CMMがどのように活用されているのか、ぜひA-sideによる詳細なレビューもご覧ください。
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対象製品の購入時に、ぜひご活用ください。


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