Revopoint 3Dスキャナーで3Dスキャンをする際、精度と正確度の違いについて疑問に思ったことがある方は、このクイックガイドをご覧ください。また、精度と点間距離の違いを混同されることも時々あるので、その点についても説明します。 正確度とは何でしょう? 正確度とは、スキャンした対象物に近い寸法の点群3Dモデルを作成する3Dスキャナーの能力のことです。言い換えれば、正確度が高いということは、3Dモデルが実際の対象物に非常に近いということであり、正確度が低いということは、大きなずれや誤差があるということです。 精度とは何でしょう? 精度とは、3Dスキャナーが何度もスキャンを繰り返す中で、互いに近い測定値を出す能力のことです。言い換えれば、精度が高いということは、スキャナーが物体の形状や特徴を高い一貫性で測定し、再現できることを意味します。一方、精度が低いと、スキャンごとにデータが大きく異なることがあります。 点間距離と正確度 点間距離と正確度は、3Dスキャンの2つの異なる面であり、関連性があるが、意味は全然違います。 一言で言えば、点間距離とは3D点群における個々の点間の距離です。点群とは、物体の表面を表現するために3Dスキャナーによってキャプチャされた3D空間上の数百万点の集合体です。点間距離が小さいほど、より多くの点がキャプチャされ、より詳細で高解像度の点群になります。 しかし、正確度とは、スキャナーによって作成された3Dモデルが、スキャンされた対象物の実際の形状、サイズ、特徴をどれだけ忠実に表しているかということです。正確度の高い3Dスキャナーは、対象物の近くでデータポイントをキャプチャし、元の対象物にできるだけ近い3Dモデルをできます。 点間距離は3Dモデルの詳細度にかかわり、精度はモデルの全体的な品質と適用性に影響します。点間距離が高くても精度が低いと、詳細ではあるが不正確な3Dモデルになります。一方、精度が高くても点間距離が低いと、詳細度は低いが、より正確な3Dモデルになります。どちらも欠かせないものです。